信頼を勝ち取るYouTube動画の作り方
企業のイメージアップを図るためのYouTube動画って、いろいろ手法があると思うんですが、効果的だなぁと思っているのは、「ドキュメンタリー」の手法。
この動画を見て、さらに、そのことを確信した次第です。
構成・編集、とてもよくできてます!
ドキュメンタリーに慣れたスタッフが作ったんだなとすぐにわかります。
僕も長年ドキュメンタリー番組をやってきましたし、見るのも好きなので。
これは、よく考えて作られてますよ。
こちらの仙道達也さんという方、存じ上げなかったですが、有名な方のようです。
「マーケティングフルサポート」という会社をされていて、主に「集客方法」のコンサルをされています。
「集客」「コンサル」「〇〇塾」という言葉を聞くと、関西人の僕からすると「ほんまかいなぁ」「怪しいんちゃうの?」と、ついつい勘ぐってしまいます。
でも、この動画を見て、とても信頼できる人だとわかりました。
それは、ドキュメンタリーの手法だったからだと思います。
対談形式の動画では、伝えられない、伝わらない要素がたくさん詰まっているからですね。
ドキュメンタリーに大切な要素がしっかり入っていますね。
大きくは、以下の4点。
①塾の内容がしっかり描かれている
②主催者の熱い思いが語られている
③主催者の生い立ちを知り、人間性がわかる
④受講生の成果がわかる
①塾の内容がしっかり描かれている
「こんな塾をやってます」と説明されるだけでは、具体的な雰囲気は伝わりませんが、
リアルな塾の様子を見せるだけで、講師の熱量、講義の内容、生徒さんの反応、
全てが一目瞭然。
やっぱり実際の活動をリアルに見せることが大切です!
カメラが入っていても、リアルな授業を進行させるということも
撮影時に大切な要素となります。「撮影されてる」と変な意識にさせないように、
極力、カメラマン1人で気配を消しながら撮影するテクニックがいります。
そして、どの部分でストーリーをつけていくかを現場で撮影しながら考えることも
大切です。
「ドキュメンタリー」は、単なる記録映像でありません。
興味を持って見れるように、物語が必要です。
生徒の中で、誰を主人公にしたらおもしろいか、どんな目線で編集すれば興味を持って
見れるのか、そういったことを常に考えながら撮影してきます。
根底には、番組を通して、「誰に何を伝えるか」という基本的なことを理解していないと
できないことですよね。
②主催者の熱い思いが語られている
塾をなぜ行うのか、塾を通して、何を伝えたいのか、
そういった思いが、インタビュー、そして、授業風景を通して、しっかり伝わっています。
カメラに向かってインタビュー形式で思いを伝えることも大事な要素ですが、
リアルな授業風景を通して、その思いが本物だと感じられるから、より一層、
インタビューが効いてくるんですね。
やっぱり、リアルな活動を見せることはとても大切です。
③主催者の生い立ちを知り、人間性がわかる
現在の熱い思いだけでなく、幼い頃からの生い立ちを紹介することは、
ドキュメンタリーでは必須。
現在の人間形成に至るまでのエピソードを入れることで、その人のことを理解し、
好きになり、結果、ファンになります。
そこから、さらに、番組を興味持って見ることができます。
④受講生の成果がわかる
主人公にだけスポットをあてず、受講生側にも主人公を設けている点もとても大切です。
主人公だけの一方的な思いだけでは、宣伝臭くなり、見ていると冷めてしまいます。
この点も、この番組がしっかり作られていると感じるところです。
この番組の目的は、最終的には、顧客獲得です。
その顧客となる「受講生」の思いを番組の軸に置いて、進行させています。
そして、最後、どうなるんだろうという興味で引っ張ることも大切ですね。
とても良い構成だと思います。こういうの好き!
ドキュメンタリーでブランディング!
ぜひ、やりましょう!