ビジネスYouTubeで日本を救う!

企業向けYouTubeの制作・運営を行うイーモック山崎の日記

超理想なビジネス系YouTube番組

今回、紹介するのは、僕が「いいなぁ」「こんなのやりたいなぁ」「ビジネスとして効果的だなぁ」と思った、YouTubeチャンネルです。

 

それが、こちら!

www.youtube.com

「北欧、暮らしの道具店」さん。

北欧雑貨などを取り扱うECサイトを運営している会社です。

僕も、北欧家具、大好きです!

そんな人は、ずっと見てられる、そんな番組を制作されています。

 

そして、ビジネス系YouTubeとして、とても理想的だなぁと感じました。

 

ということで、今回は、この番組で、僕がマネしたいと思ったポイントを2つ紹介したいと思います。

 

①視聴者の感情をしっかりキャッチ!

番組を作る上で、1番大切なことは、視聴者が番組を見終わったあとの感情です。

【どんな感情、気持ちにさせるか】

そこにこそ、番組を作る者の最大の使命があると思っています。

 

例えば、バラエティ番組なら「あー楽しかった!」「明日も1日がんばろう!」「嫌なことも忘れてた」と、明るい前向きな気持になってもらえるか。

 

新たなことにチャレンジする職人さんを密着したドキュメンタリー番組なら、「俺も頑張らないと」「この人を応援したいな」とか。

 

番組を作る制作者としては、「視聴者の感情の揺さぶりを生み出すこと」こそ、大切です。

 

そういった意味で、この番組は、「あ〜、北欧家具、北欧雑貨がある生活っていいなぁ」と思える作りになっています。

そして、このお店のサイトを訪れ、「雑貨を見る」「雑貨を購入する」という導線にしっかり繋がります。

しかも、「商品の押し売り感」が全くありません。

いろんな方の北欧家具・北欧雑貨のある暮らしをさり気なく映し出しながら、「暮らし」全体にスポットを当てて紹介しています。

 

営業感が強すぎると、視聴者も冷めてしまい、途中で見るのをやめてしまったり、二度と見ない、なんてことにもなりかねません。

 

視聴者が、この番組を通して知りたいことは、「北欧家具・北欧雑貨がある暮らしのステキさ」、「北欧雑貨の上手な使い方」だと思います。

まずは、そういった情報をしっかりと見せ、「北欧雑貨」に興味を持ってもらう人を少しでも多くする。

「北欧雑貨を買おう」と思う人が増えて、ネットで「北欧雑貨を検索」する人は増えて、結果、自社のサイトに足を運ぶ人も増えるという流れ。

YouTube番組では、「押し売り」ではなく、まず、その分野に興味を持ってくれる人を増やすという考え方が大事なんだと、改めて、感じさせてくれる番組です。

 

こちらの番組をスタートさせた当初は、通販番組に近いテイストで、スタッフがカメラに向かって雑貨紹介をするという内容にしていたようですが、「暮らし」を紹介するドキュメンタリーテイストにすることで、一気に、人気番組になっていった感じがしますね。

「雑貨紹介」ではなく、「暮らし紹介」にすることで、見ている人が、雑貨を買った後の自分の暮らしをしっかりイメージできるのが、良いんでしょうね!

 

 

②ブランド・イメージあった映像

シンプルに映像がキレイ。こういうテイスト、好きです。

どんなカメラで撮ってるのかなぁ。一眼系か、C300とか、かな。

 

北欧家具のある生活を紹介しているので、映像はそれに見合ったオシャレさがいりますよね。

ブランドイメージに合わせた、「映像クオリティー」は、とても大切ですね。

違和感のある番組って、たまにありますよね。

住宅を紹介するのに、画質が悪いカメラで撮影したり、バラエティ番組のように、ワチャワチャした雰囲気で作ったり。

ステキな生活をイメージしたいのに、そこにスポットを当てていない番組。

見終わった後に、視聴者にどんな感情になってほしいのかが、しっかり絞れていない気がします。

 

ブランドイメージに合わせた機材で撮影することは、大切だと思います。

そして、映像だけでなく、編集時のテロップやBGMも、視聴者に与えるブランドイメージを大きく左右する要素なので、トータル的に考慮して、制作することが大切です。

 

この番組では、ド派手なテロップは使わず、シンプルなデザインのテロップとしっとりとしたBGMで、ブランド・イメージをしっかり打ち出しています。

あと、「暮らしの音」を効果的に使っている印象があります。

コーヒーを淹れる音であったり、料理する音、生活の中で起こる音をしっかりと録音することで、より「暮らし」という部分を引き立てています。

 

あと、インタビューもしっかり音が録れていますよね。

マイクに重きを置いていないYouTube番組も多いですが、僕にとっては、音は重要。

音の質で、番組のチャチさ、レベルの低さを感じます。

音をしっかり録らず、カスカスな音だと、とても残念な気持ちになっています。

せっかくかっこいい映像を撮っていても、音がカスカスだと、良さも半減。

かっこよく、おしゃれな映像を作るなら、「音」って、とても大切です!!

ワチャワチャ対談するようなバラエティテイストの番組なら、そこまで重要視することもないかもしれませんが。

 

 なんと、この番組では、ドラマも作っているんです!

しかも、西田尚美さんを起用して。

www.youtube.com

 すごすぎる!!うらやましー!!

 

こういう番組、作りたいなー!!